FAQ
仕組みについて
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いいえ、DC3は、各サービスがノードとなり、そのサービス内で独立して個別に運用されます。全ノードのマスターコンテンツ、DC3コンテンツの情報は集約されますが、これが、全体を管理をするのではなく、あくまで履歴の集約とブロックチェーンによる唯一無二性の担保にとどまります。
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いずれでもありません。一般に、クラウドサービスあるいはSaaSと表現されるものは中央集権的なサービスを連想されると思いますが、DC3は中央集権ではなく、各サービスごとに独立して運用されます。
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はい、利用しています。ブロックチェーン技術により、DC3で取り扱うコンテンツに関するあらゆる情報が、改ざん不可、検証可能な状態で記録されます。検証は、誰でもできるような仕組みを設けています。
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独自のブロックチェーンです。
安定性、透明性を担保しつつ、そのうえで、様々なサービスが独立して容易にサービス開発ができる基盤ソリューションをご提供します。
パブリックブロックチェーンには、様々な課題があり、現在のプライベートブロックチェーンのサービスも多くの支持を集めています。 -
個人のスマートフォン等にダウンロードされ、保存されているわけではございません。マスターコンテンツ、DC3コンテンツともに新規登録、編集、売買、廃棄まで、あらゆる情報は、履歴としてブロックチェーンを採用したDC3の基盤上に記録されております。また、画像、テキスト、ビデオなどのコンテンツの実データもハッシュとして保管され、改ざんを防ぎます。
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パブリックブロックチェーンは利用しておらず、独自のブロックチェーンとなるため、いわゆるガス代は発生しません。
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コンテンツ提供者様側で、限定コンテンツを類似の基盤ソリューション上で提供しないことにより希少価値をコントロールいただく必要がございます。よりコンテンツの希少性、唯一無二性が担保されるために、DC3は類似の基盤ソリューションが出現すれば、お互いの合意のもと連携を進めるポリシーです。
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法整備等の進展を確認しながら、関係者の皆様とコンセンサスを深めていきたいと考えています。当面は、所有という文言は使わず、公式には、保有という表記にしています。
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コンテンツの会計処理は、利用者(取引先)の業態、利用・販売形態によって、当初の見込販売数量・将来キャッシュフローによって棚卸資産に計上する方法、ソフトウエアとコンテンツが経済的、機能的に一体不可分であるとしてソフトウエアと一体として計上する方法、複写販売する等コンテンツを利用することにより収益獲得がされる点に着目して無形固定資産として計上する方法、映像フィルムに準じて有形固定資産として計上する方法、あるいは広告宣伝費等として期間費用とする方法と各社の個別の事情に応じて様々な方法が採られており、画一的な方法は定められていません。
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加工・編集させたくないコンテンツはマスターコンテンツに加工・編集禁止の設定をしていただくことで、製造されるDC3コンテンツは加工・編集不可になります。また、プレイヤーに加工・編集機能がない場合も加工・編集することができません。加工・編集後も、そのコンテンツの初期状態は常に保持しており、いつでも製造直後の状態に戻すことが可能です。
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加工・編集させたくないコンテンツはマスターコンテンツに加工・編集禁止の設定をしていただくことで、製造されるDC3コンテンツは加工・編集不可になります。また、プレイヤーに加工・編集機能がない場合も加工・編集することができません。加工・編集後も、そのコンテンツの初期状態は常に保持しており、いつでも製造直後の状態に戻すことが可能です。
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いいえ、紐づきません。DC3利用中に取得する個人情報としてDC3が取得するモノはありません。一方、サービス事業者は決済のためにエンドユーザーから氏名等の個人情報を取得しますが、それらはDC3側には共有されません。
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DC3の取得する情報は、APIを通じて、各サービスがDC3に記録した情報だけです。DC3には、個人情報を格納する機能は、そもそも存在しません。
DC3の情報は、広く関係者(サービス事業者、コンテンツ提供者、プレイヤー提供者)に共有されますが、一部、事業上非公開が正当であると思われる部分は、ハッシュ値などで、隠蔽されます。 -
DC3は広くご利用いただきたいため、中立な立場でグループ会社から提供します。
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株式会社&DC3が具体的なサービスを運営することはありません。DC3を幅広く様々な事業者様にご利用いただくため、中立的な立場でソリューションを提供いたします。
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&DC3で運用するCommonDC3モジュールは、そのスレーブが常時動作する環境を備えていますが、スレーブの所有を、事業者様等で構成する社団法人に移管する予定です。
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基盤の技術、DC3マイルームの機能について特許を取得しております。
サービスでの活用について
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各サービスにDC3モジュールを組み込んでいただきます。各サービスは自社DBやシステムと組み込まれたDC3モジュールが連携して運営され、DC3コンテンツにかかわる登録、製造、閲覧などの基本的な処理は、各サービスごとに独立して完結します。DC3に蓄積された流通履歴等は改ざんのないブロックチェーンとしてCommonDC3に集約され、個人のコンテンツ保有やコンテンツの唯一無二性を担保します。
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はい、新規サービスはもちろん、既存サービスでもご利用いただくことが可能です。
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サービスにDC3モジュールを組み込んでご利用いただきます。
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はい、アプリ型、ブラウザ型どちらのサービスでもご利用いただけます。
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はい、事業者様側で自由にサービスでご利用いただくプレイヤーをお選びいただけます。すべての事業者が自由に利用できるオープンプレイヤーだけでなく、自社サービスのみで利用する専用プレイヤーも可能です。
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いいえ、DC3と現在のビジネスモデルを共存させることが可能です。例えば、一部のコンテンツをDC3のコンテンツとして取り扱っていただくことができますし、課金決済や、ユーザー管理等もそのままご利用いただけます。
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DC3を導入いただくためのプログラム、技術資料、サービスサイトサンプルコードを提供いたします。問い合わせ対応等のサポートも行いますのでご安心ください。
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既存の配信サービスのUI/UXを変更することなく、DC3モジュールを組み込むことができます。デジタルコンテンツを「モノ」として扱うことができるサービスを既存のサービスに付加して、並行で運用いただくことで、新たな顧客体験、新たなサービス開発を漸進的に進めることができます。
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DC3モジュールは、様々な動作環境に対応しており、既存のWEBサービスに導入する場合、サービスの動作環境に左右されることなく導入いただけます。
DC3モジュールが搭載されたサンプルサイトにつきましては、下記の環境で動作しています。サンプルサイトは、DC3ソリューションがどのようなものか確かめていただくために、株式会社&DC3から事業者様へ提供しているサンプルのソースコードです。
・Debian 11(bullseye)
・Nginx 1.22.1
・MySQL 8.0
・PHP 8.1
またSaaS型のDC3モジュールもご利用いただけます。 -
DC3ではデジタルデータをそれぞれ独立した「モノ」として扱うことができ、その保有は、サービスをまたいで保証されます。
これにより、実世界の「モノ」と同様に、希少価値をベースにしたビジネス(オークション、限定品、サインなど)や、権利者への配分を伴う2次流通マーケット、個人間のコンテンツ売買を仲介するフリーマーケットサービスなどが実現できます。
また、チケット、クーポン等の権利物も扱うことができることから、サイバー空間、実空間を問わない権利証明手段としてのサービスも実現が可能です。 -
はい。
DC3ではコンテンツの販売ではなく、貸し出しという機能を備えています。転売、書き込みなどの禁止設定も可能で、従来通りのビジネスモデルで、そっとWEB3ビジネスモデルへ歩みを進めることが可能です。 -
はい。自由に、ご利用いただけます。
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デジタルデータ(実体のないもの)は「古物」に該当しないため、古物商許可申請は必要ありません。
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できません。しかし、DC3のすべてのコンテンツには3D形式の外形が備わっており、自社開発のメタバース的なサービス内にDC3を組み込んでいただくことで、DC3コンテンツを容易にメタバース3D空間で扱うことができるようになります。また、DC3マイルームから特定のフォルダのコンテンツをメタバース空間に展開する機能も備えています。
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各事業者向けサイトなど、現在は日本語のインタフェースのみを用意している機能がありますが、DC3を利用し、海外に向けたサービスを提供いただくことは可能です。
コンテンツ流通について
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あらゆるデジタルコンテンツを扱うことが可能です。
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マスターコンテンツからは、唯一無二の存在として扱うことができるDC3コンテンツを製造することが可能です。現実世界でいう、金型のようなイメージです。コンテンツ情報や最大製造可能数、エディット可否など、製造されるDC3コンテンツの各種情報が設定されています。マスターコンテンツ保有者は、設定された収益分配率に応じて、収益分配を得ることが可能です。
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マスターコンテンツは、コンテンツの元データとコンテンツに関係する様々な情報が設定された、実世界でいう金型のようなものです。この金型からDC3コンテンツを製造します。製造されたDC3コンテンツは、1つ1つが識別された唯一無二のモノとして取り扱うことが可能です。なお、DC3では、マスターコンテンツ、DC3コンテンツ共に流通させることが可能です。
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現在は、DC3登録用データの上限を1GBに制限しております。様々なニーズに合わせて、上限値は今後検討いたします。
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上限はありません。
マスターコンテンツ・DC3コンテンツ共に、お好きなだけ保有することができます。 -
はい、可能です。
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現在は、1万コンテンツが上限です。様々なニーズに合わせて、上限値は、今後検討いたします。
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はい、必要です。
DC3のマスターコンテンツを登録するにあたり、DC3規格に沿った2D、3Dアイコンが必要となります。このコンテンツに3D外形を付与する機能は、プレイヤー開発者から提供されます。プレイヤー開発者様は、このアイコン生成にも対応する必要がありますが、本や、パネルなど汎用的な3Dアイコンを生成したり、3Dモデルから仕様に沿った3Dアイコンへ変換を行うサービスをDC3ではプレイヤー開発者様に無償でご提供します。 -
コンテンツの種類や内容が連想されるような2D、3Dアイコンの設定をお願いいたします。
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DC3では、マスターコンテンツを登録した人が、初期のマスターコンテンツの保有者となり、マスターコンテンツの管理、運用を行い、収益分配を受け取ります。マスターコンテンツは、DC3コンテンツと同様に、サービスを介して保有者の移動が可能です。
IPホルダーが許諾した他者がマスターコンテンツを登録した場合、IPホルダーへの収益分配等は、DC3外で直接、業者とIPホルダーの間で行うことになります。業者が、作成したマスターコンテンツをIPホルダーに渡すことで、IPホルダーが、マスターコンテンツの管理、運用をすることも可能です。
IPホルダーから許諾を受け、自社コンテンツを制作しているサービス事業者が保有者になることもありますし、同人誌等のUGCサービスでは個人が保有者になることもあります。 -
改めて、マスターコンテンツを登録していただく必要があります。製造済みの既に流通しているDC3コンテンツをどうするのか等、デジタルのメリットと「モノ」としての価値とのバランスは、関係者の皆様と協議しながら、DC3としてどういう機能がご提供できるか整理していきたいと考えております。
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マスターコンテンツをそれぞれ登録していただく必要があります。
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個人の方も、事業者のサービスサイトにその機能があれば、マスターコンテンツの登録、DC3コンテンツの流通が可能です。サービスサイトの機能、ポリシーや、規約は、各サービスに拠り、自由に設計いただけます。
また、事業者コンソールから、マスターコンテンツの登録を行うことも可能です。 -
DC3そのものにはコンテンツを直接流通させるストア機能はなく、譲渡(2次流通も含む)、貸与はすべてサービス事業者様の提供するサービス上で行われます。直接、個人間でやり取りを行うことはありません。個人間の売買だとしても、必ずサービス事業者様の提供するサービスを介します。そのため、金銭の授受もサービス事業者が媒介します。また、個人がサービス事業者として事業者契約を行うことで、サービス運営を行うことも可能です。
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はい、支払い方法についてはサービス事業者が決定します。日本円やサービス独自のポイント等での支払を想定していますが、決済手段を我々DC3側で縛ることはせず、サービス事業者が取り決めることになります。コンテンツの価格は保有者とサービス事業者で取り決めます。
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現在配信しているコンテンツは、DC3に対応するプレーヤーがあれば、そのままマスターコンテンツとして登録していただき、そこから自由な個数のDC3コンテンツを製造いただけます。
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はい。
Hiveイメージプレイヤーが、オープンプレイヤーとして、どの事業者様でもお使いいただけます。 -
該当するフォーマットのプレイヤーをDC3に対応させることで、あらゆる形式のコンテンツを扱うことができます。DC3プレイヤーの開発に必要な情報はプレイヤー開発者にすべて公開されます。&DC3社は、DC3にプレイヤーを提供する複数の事業者の1つという位置づけです。
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移動したDC3コンテンツに対応したプレイヤーがあれば、移動先のサービスでDC3コンテンツを利用することが可能です。
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保有するコンテンツを管理する「DC3マイルーム」から移動先、移動コンテンツを指定してコンテンツの移動を行います。
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DC3コンテンツはサービス間の移動が可能です(コンテンツによってサービス間移動が禁止されている場合もあります)。該当のDC3コンテンツに対応したプレイヤーがあるサービスに移動することによって、DC3コンテンツを利用することが可能です。なお、DC3に登録されたオープンプレイヤーは自由にサービスでの利用が可能になっており、各サービスで様々なコンテンツを利用できる環境をご用意しております。
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譲渡の場合は保有者の変更になります。貸与の場合は保有者はそのままに、「貸与フラグ」と「貸与者」が記録される仕組みです。
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いいえ、著作権等の知的財産権を譲渡するものではありません。マスターコンテンツ保有者はDC3上でDC3コンテンツ製造や収益分配を得ることができる立場です。
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貸与はサービス事業者を介して行われるため、保有者に代わりサービス事業者が「貸す⇔返す」を行います。自動的に返却される機能はDC3にはありませんが、サービス事業者側で自動返却する仕組みを構築することは可能です。
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保有者であっても貸出中のDC3コンテンツを利用することはできません。
返却されると利用できるようになり、借りた側は借りている期間中のみDC3コンテンツを利用することができます。また、DC3コンテンツは、それに対応したプレイヤーが利用できるサービスに置かれていなければ、利用できません。 -
貸与は、個人間ではなく、サービスを介して行われるため、貸したDC3コンテンツが返却されないといったことを防ぐことができます。
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大量のコンテンツを一括でDC3に登録する手段を用意いたします。また、登録のサポートもいたしますのでご相談ください。
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DC3は、コンテンツの内容については確認、検閲等は行わず、関与しません。サービス事業者様の責任において、適切な対応を行っていただきます。
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DC3ソリューションをご利用いただくサービス事業者様側で、適切な対応を行っていただきますようお願いいたします。DC3側は、コンテンツの内容に関しては確認、検閲等をいたしません。なお、コンテンツのアイコン(2D、3D)に関しては、あらゆる方の目に触れる可能性がありますので、ご留意ください。
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保有者が行うことができます。また、サービス事業者側で非公開としたり削除したりすることも技術的には可能です。
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DC3側でコンテンツの利用停止や削除をすることはありません。何かしらの理由でサービス事業者側が削除等を行った際のコンテンツ保有者への補償は、サービス事業者側の利用規約などの規定によります。
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DC3コンテンツの流通はサービス事業者を介して行われるため、プロバイダ制限責任法に則りサービス事業者側で対応を行う形になります。
サービス事業者ごとに、規約等を通じて適切な対応が必要です。 -
DC3側でコンテンツの登録依頼や収集は行いません。コンテンツはサービス事業者にご用意いただきますが、コンテンツ提供者やコンテンツ提供者から許諾を受けた事業者がコンテンツ登録をする際に、作業を代行するなどのサポートを行います。
プレイヤーの開発について
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DC3を導入いただくためのプログラム、技術資料、サービスサイトサンプルコードを提供いたします。問い合わせ対応等のサポートも行いますのでご安心ください。
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可能です。
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プレイヤー提供者が自由に定めることができます。また、アプリの提供も可能です。
マイルームについて
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表現することができます。
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はい、DC3からエンドユーザーに提供され、エンドユーザーが複数のサービスで購入したDC3コンテンツを一元的に整理したり、保有しているDC3コンテンツを3D空間に展示し、外部にDC3コンテンツのアイコンを公開することができます。(コンテンツの中身は公開されません)
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DC3コンテンツの閲覧は、コンテンツの保有者のみ可能です。
サンプルとして、制限状態で、一部を閲覧することができるコンテンツもあります。 -
全てのDC3コンテンツにはマスターコンテンツ登録時に設定された3Dの外形が備わっています。この、コンテンツに3D外形を付与する機能は、プレイヤー提供者から提供されます。
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対応しておりません。しかしDC3は、今後出てくるさまざまなVR、AR的なサービスにDC3コンテンツを持っていくことで、そうした体験を容易に提供できる仕組みを備えています。
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コミュニケーションの機能はありません。
保有コンテンツの3Dアイコンを展示した3Dの部屋をSNS等で公開することは可能です。
この場合も、コンテンツの利用は、保有者のみ可能です。
料金・ビジネスモデルについて
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ユーザーの購入代金は、一旦サービス事業者側に入ります。そして、サービス事業者からDC3システム利用料を徴収する際、併せて収益配分もDC3側で一旦お預かりし、その後、DC3からマスターコンテンツ保有者、プレイヤー提供者へ配分(口座振り込み等)を行います。
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月次で集計してまとめてお支払いいたします。
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マスターコンテンツ保有者のみが、DC3コンテンツが流通するごとに定めた料率に基づいた収益分配を得ることができます。
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はい、現在検討中です。お問い合わせください。